『今さら聞けない株式用語辞典』~東証一部、マザーズ、ジャスダックの違いとは?~

こんにちは!Max酒井です。東証、マザーズ、ジャスダックの違いとは?

東証とは?

東京証券取引所が定める基準(上場基準)を満たしている企業です。1部と2部があります。1部は発行株式数が多く、時価総額が大きいです。そして、他の市場(マザーズやジャスダック)と比べて、規模が大きく、社会的なステータスがもっともある上場会社ということになります。その分、上昇するときの基準もレベルが高く、それなりの会社でなければ上場することができません。また、株を売買するもの、1部が全体の90%以上を占め、トレードに最も向いている市場ということが言えます。2016年7月現在の上場企業の数は、約1960社で、こちらも他の市場に比べてはるかに多いといえます。

マザーズとは?

東証の市場の中でも、ベンチャー企業向けに開設された市場です。上場の条件は、今後の成長性が重視されます。現在は赤字でも上場できるのが面白いですね。2016年7月現在、マザーズに上場している企業は、約230社。特徴としては、人気を集めた企業の株価が、急上昇したり、暴落したりすることがよくあり、ハイリスクハイリターンといえます。何か情報を見て、いいなと思ったときには、すでに上がっていて、高値を掴んでしまうことが多いのもこの市場の銘柄の特徴です。相場を読むことが難しく、チャートを使ったテクニカル分析は、通用しないことが多いです。買っていた銘柄がたまたま暴騰して、大きく儲かることもありますが、それを狙って取れることは少なく、ギャンブル性が高くなるのが特徴です。ただ、上がった時は、大きく上がることもありますので、楽しいという点では、株式投資の楽しみ方の一つといえます。ただ、計画的なトレードはできないと思っておいた方がいいです。

ジャスダックとは?

新興市場と言われる市場の代表です。新興市場でも、規模が大きく、東証2部にも匹敵する市場の大きさを持っています。マザーズよりも上場基準が厳しく、新興市場でも大きい企業が上場している市場です。昔は「株式店頭市場」と呼ばれていました。現在では、損益や規模など企業の実績を踏まえて上場する「スタンダード市場」と企業が赤字でも将来性を見越せば上場できる「グロース市場」の2部構成となっています。2016年7月現在、スタンダードが約730社、グロースが約45社となっています。

トレード対象とするなら東証?マザーズ?ジャスダック?

マザーズのところでも書きましたが、新興市場(マザーズ、ジャスダック)は、売買量が、東証1部に比べて、非常に少なく、また、ニュースなどによって暴騰暴落をすることが多いですので、ギャンブル性が高いトレードということになります。トレードというよりは、ギャンブルです。当たった時の楽しみや荒い値動きで楽しみたいという方にはいいかもしれませんが、計画的なトレード、ビジネスとしてやるトレードには向いていないといえます。また、機関投資家は、基本的に東証1部で売買をしており、新興市場は、見向きもされていないということがあります。株を買ったらしっかりと売ることができるか?つまり、トレードをやっていくことができるかどうかを考えるうえで、東証1部以外には、株をビジネスにするということは考えられません。より多くのお金が入っていて、より多くの人が売買しているからこそ、チャートがきれいに描かれ、そして、テクニカル分析ができるようになるというのが東証1部です。これを知っているだけでも無駄な時間が省け、しっかりと1部で銘柄を探すことができるというメリットがあると思います。

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