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株の権利確定日、権利落ち日の相場の注意点

皆さんこんにちは、Max酒井です。

3月末になると株式相場でよく耳にする言葉があります。「権利確定日」とか「権利落ち日」です。株を始めたばかりの方は、この言葉の意味が分からないことがあったりします。その意味と特徴をまとめました。

目次

  1. 権利確定日、権利落ち日とは?
  2. どうやったら配当金がもらえるの?
  3. 権利獲得までのスケジュール
  4. 権利落ち日の特徴
  5. 権利確定日に向かって株価はどう動くか?
  6. 権利落ち日を狙った空売り
  7. まとめ

1、権利確定日、権利落ち日とは?

株式投資の魅力として、株を持っていると配当金があったり、株主優待があったりするということがあります。今回のこの権利確定日という言葉は、この配当金などがもらえるかどうかということを区切る一つの基準日ということになります。簡単にいうと、確定する日に株を持っていれば、配当金や優待が受けられるということですね。重要な言葉を以下に上げました。

権利確定日 配当金、株主優待がもらえる権利が確定する日
権利付き最終日 権利確定日の3営業日前。この日の市場が終わるまでに購入しておかないと権利を得られない日
権利落ち日 権利付き最終日の翌営業日のこと。権利がなくなる日なので、落ち日という。

なんだか、難しそうですが、理解をしてしまえば簡単です。順を追って説明していきます。


2、どうやったら配当金がもらえるの?

配当金や株主優待をもらうためには、権利付き最終日に株を保有していなければなりません。権利確定日ではないですので、注意が必要です。権利確定日までのスケジュールはこのようになっています。

権利付き最終日⇒権利落ち日⇒権利確定日

という順序になります。これを理解するには、株主の権利というのがどうなっているかということを理解しておかないといけないです。

株を買って、自分のものになるのは、購入してから3営業日目になります。(3日後ではないので注意してください、株式市場が営業している営業日という意味です)

ですので、配当金がもらえる権利を得るには、権利が確定する「権利確定日」の3日前までにその株を購入しておかないといけないです。この3営業日を考慮した権利をもらうための最終購入日が「権利付き最終日」となります。

そして、権利付き最終日の翌日のことを「権利落ち日」といいます。言葉通り、権利がなくなってしまう日です。この日、以降に株を買っても配当金はもらえません。2日後に権利確定日が来ますが、この確定日に株を買っても、ダメです。もらえません。とにかく、権利付き最終日の大引け15:00までに株を保有していないもらえません。極端な話、権利付き最終日の朝9:00に買って、その日を持ち越せばもらえるということになります。権利付き最終日より前であれば、いつ買ってもこの日を超えれば、権利がもらえるということになります。


3、権利獲得までのスケジュール

では、日付で流れを見ていきましょう。

2016年3月の権利確定日は、3月末(3月31日(木)となっている企業が多いです。多いというのは、すべての企業がこの日ではないということです。確定日は、企業それぞれ違います。でも、上場企業の多くの企業が3月本決算、9月で中間決算という年度に合わせた会計をしているために、配当等の権利に関しては、3月、9月が注目されやすいです。

もう一度、スケジュールを確認してみましょう。配当金をもらうために、株を購入しておくスケジュールは、下記になっていました。

権利付き最終日⇒権利落ち日⇒権利確定日

では、3月31日が権利確定日なので、

権利付き最終日 権利落ち日 権利確定日
    3/31

と日にちを入れてみます。次に、日にちを入れるのは、権利付き最終日です。権利付き最終日は、権利確定日の3営業日前ということになっていましたので、2016年であれば、3月28日(火)となります。

もう一度、お伝えしますと、3日前ではないですので、注意してください。(土日祝日や年末年始は、市場はお休みですので、営業日から外してください)

では、その日にちを入れてみましょう。

権利付き最終日 権利落ち日 権利確定日
3/28   3/31

このようになりました。権利落ち日は、権利付き最終日の翌日ですので、入れると

権利付き最終日 権利落ち日 権利確定日
3/28 3/29 3/31

これで、2016年の表が完成しましたね。権利確定日は、ネットによく書かれていますので、その時期が近づいたら検索してみるといいと思います。だいたい、3月と9月の日程は、サイト等でも書いてあります。

ということで、この表を作って大切なのは、「権利付き最終日」です。

今回、配当金、株主優待をもらおうと思ったら、3月28日(火)15:00までに株を購入しておく必要がある、ということがわかりましたね。この日に買ってもいいし、この日の前に買って持っている株についてもこの権利は発生しますので、保有銘柄があるときは、ご自身の保有銘柄の権利確定日を確認しておくといいでしょう。


4、権利落ち日の特徴

権利落ち日の特徴があるので、お話しします。権利落ち日は、その名の通り「落ちる日」ということが言えます。つまり、株価が大きく下がることが多いので、注意が必要です。

実は、株の動きというのは、権利付き最終日に向かって、買われて上がっていくことが良くあります。そして、その権利がなくなったとたんに、売られてしまう。株にはこういう特徴があります。

となると・・・権利付き最終日に買って、配当をもらえる権利をもらって、権利落ち日に売却する、ということをした場合、たいていの場合は、売却損が出ます。つまり、落ち日の先日の株価が直近のピークになっていることがよくあるからです。よく株価は、権利落ち日に、配当分だけ下がると言われます。売却損がでる代わりに、配当金がもらえます。ですので

売却損<もらえる配当金⇒利益が出る

売却損>もらえる配当金⇒損失が出る

ということを覚えておいてください。そして、面白いのは、権利落ち日に、必ずしも下がるとは限らないということです。逆に上がる銘柄もあったりして、売却益と配当金を両方もらえる場合もあるんですね。こうなったらとてもおいしいということができます。


5、権利確定日に向かって株価はどう動くか?

別の角度から見てみると、権利付き最終日までの株価の動きは、上がっていくことも多いのです。

権利を獲得するまでに購入しておこうとする人たちがたくさん出てくるからですね。配当目的の人たちは、権利落ち日まで株を売ろうとしません。ですので、買いが集まり、多くの人が持っている状態になりますので株価が下がりにくいということがあるんですね。ですので、売却益と配当金、ダブルで儲けたり場合は、権利付き最終日のもう少し前で購入しておく方が良い、ということになります。

もちろん、株価は変動してますので、前に買った場合は、余裕期間中に下がっていってしまうこともあります。なので、チャートを見てしっかりと上がっていくことができる銘柄かどうかを見極めておくことがとても大切になります。覚えておきましょう。


6、権利落ち日を使った空売り

もう一つ、権利落ち日は、たいていの株価が下げるということをお伝えしました。であれば、権利付き最終日に空売りをして、下がったところで買戻しすれば利益がでるのではないかということを思いつく方も多いでしょう。実際私も、そう思ったことがあります。そして、実際に、空売りしてみると儲かることが多いです。

しかし。。。

空売りしている場合は、実は、空売りしている分の配当金を支払わなければならないのです。

これが、権利落ち日に下がることを狙った空売りの盲点です。利益が出て喜んでいると、自分の資金が配当分だけ拘束されています。つまり、その分はもう使えない状態になっているんですね。

空売りした場合は、下記の計算になります。

売却益<支払う配当金⇒損失が出る

売却益>支払う配当金⇒利益が出る

これを知っておかないと、あれっということになりますので、ご注意ください。


7、まとめ

今回は、権利確定日、権利付き最終日、権利落ち日について解説をさせていただきました。株をやり始めた時は、このことはなんのことかわからなかったり、わかりにくいということがあると思います。

是非、ここで知っておいてください。そして、ポイントは、3月末お9月末に多いということです。この時は、特に株価の動きが妙に上がったり、下がらなかったりといつもとは違う動きをすることがおおです。

下記の動画では、日経平均と先物の値段の乖離(カイリ)について解説をしていますので、どういうことがあるのかをご参考にしていただければと思います。

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